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【京丹後市】丹後木の駅プロジェクト

木の利用で人も地域も元気になる!?丹後木の駅プロジェクト
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丹後市では2012年12月に「京丹後木の駅プロジェクト」が試験的に実施され、84トンの間伐材・未利用材等(以下、間伐材)が地元の山主の方などにより山から搬出されました。搬出した間伐材は、量に応じて地域通貨「モリ券」に交換されます。このモリ券は京丹後市内の商店等で使用することができ、試験期間中に44万円分の利用がありました。
この取組みは2013年度も実施期間をさらに長くして実施されたので、その内容についてヒアリングを行なってきました。

お話をお伺いした人:味田桂子氏(エコネット丹後事務局)
             野村隆文氏(京丹後市農林整備課)
聞き手・文章まとめ:渕上佑樹(京都府温暖化防止センター)
ヒアリング実施日:2014年2月
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■間伐材や未利用材の利用で地元を元気にする「木の駅プロジェクト」
 木の駅プロジェクトは、地域に間伐材などを固定価格で買い取る集積拠点を作ることで地元の山主の方や森林ボランティアが気軽に間伐材を現金化できる仕組みをつくり、森林整備活動の裾野を広げる取組みです。また、「現金化」と書きましたが実際には「モリ券」と呼ばれる地域通貨が発行されます。用途を地域の商店等に特定することで、森林整備をした結果得られたお金が地域に還元されます。この仕組みは高知県ではじまり全国に広がっています。

■2013年度の木の駅プロジェクトの成果
 2012年度は1ヶ月だった木の駅プロジェクトの実施期間ですが、2013年度は8月?12月の約5ヶ月間と長期に渡って実施されました。この結果、15名の出荷者から合計約160tの出荷がありました。樹種はおよそ針葉樹が7割、広葉樹が3割の比率でした。
 木の駅(出荷場所)は市内に計3ヶ所(大宮町、久美浜町、弥栄町)設けられ、出荷量1tあたり6000円(モリ券6枚)で出荷者には支払いが行われました。
モリ券が使える店舗は市内で91店舗と昨年よりも大幅に増えました。人気があるのはチェーンソー屋、酒屋、肉屋などです。ガソリンスタンドも人気ですが使えるモリ券の枚数を敢えて制限するようにしました(5枚に1枚だけ「ガソリンスタンド限定モリ券」)。

■今後の課題と展望
次年度以降の計画の中での課題は出荷量が少ないことです。ウェブでの情報発信や、説明会の開催、イベント(チェーンソー講習会)の開催などでプロジェクト参入の機会を積極的につくりだしていきたいと考えています。
 需要側では、平成25年度から公共温泉施設に木質バイオマスボイラーの導入が進められています。ここで木の駅で集めた間伐材等を燃料として利用し、地域でのエネルギーの循環利用を図れればと考えています。
また、大宮町の木の駅の敷地内には現在、チップ工場が建設中です。(民間事業者により運営予定)。
このように、地域での木質バイオマスエネルギー利用の計画が進んでいることもあり、2014年度は前年度よりも長い集荷期間を設定し多くの原木を集めたいと考えています。

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木の駅の様子(右が広葉樹の山)

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表示されている看板

  • 当ページの情報は京都府地球温暖化防止活動推進センターが2013年度に取材したものです。
  • 各活動の詳細については、京都府地球温暖化防止活動推進センターにお問い合わせください。
  • 当ページは、環境省「平成 25 年度 地域での地球温暖化防止活動基盤形成事業(地域における地球温暖化防止活動促進業務(京都府))」により作成しました。


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