京都府地球温暖化防止活動推進センター(NPO法人京都地球温暖化防止府民会議)
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暖房なしでの高断熱住宅 宿泊体験



高断熱による省エネ、太陽光などの創エネ、省エネ機器の3つを使うことでエネルギーを実質的にほとんど使わないで住むことができるZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)。

家庭の二酸化炭素排出量を減らす有効な策として国は標準的な家をZEHにしていく方針を出している。
また、高断熱の住宅は、省エネだけでなく、健康寿命を伸ばし、アレルギーの発生を抑えてくれることが研究で指摘されている。


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宿泊したモデルルーム トップクラスの断熱性能が売り。


今回、その快適さをぜひ1度は体験したいということで、環境省COOL CHOICEエコ住WELLNEST HOMEさんの家に泊まる。

泊まるのは、大阪にある一軒家で2階建てのモデルルーム。WELLNEST HOMEは、エネルギーをあまり使わないで快適に過ごす高断熱に力を入れており、ZEH基準の倍レベルの断熱性能になっている。

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宿泊した部屋の一階。広く感じる。




事前に担当者から「断熱を体験するのに薄着で宿泊してください」とのメッセージを受け取る。私は普段から寒さを感じにくいので、半袖半ズボンを持参。

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真冬の2月に半ズボンでいけるか実験。


夕方訪問し、担当の方とお話しているときは、エアコンはつけずに23℃で快適。「この家の窓はトリプルガラスに樹脂サッシ採用。エアコンなしで泊まる方もいますよ」という話を聞き、担当者が帰ったあともエアコンなしで宿泊してみることに。

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窓ガラス断面。ガラスが3枚入っており、枠は白い樹脂でできており、高断熱高気密に。


簡単にご飯を食べて、普段は入らない2階の風呂に入る。風呂から出るときのひんやりとした感覚はなく、その後はリビングでゆっくり読書。

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お風呂は、入ったあと、この状態で扉を開けて寝るようにと教わる。こうすることで寝室の二階の湿度が保たれる。


床暖房が入っていないのに、床が暖かい。窓際も寒くない。

エアコンも動いておらず、高断熱高気密のおかげもあってとても静かで、リラックスしながら集中した読書ができた。
普段はこんなに集中して本を読めていないことにと気づく。
薄い布団でも快適で、ぐっすりと就寝。



朝6時頃起きて家の中は21℃台。エアコンをつけていないのに夜から2度しか下がっていない。外に出ると8℃台で、もう一度家の中に入るときにはホッとするような暖かさを感じた。

左が前夜の気温。右が朝の気温。暖房器具は一切つけておらず。


翌日、担当者から改めてドイツでの街づくりの話や高断熱の話を熱心に教えていただく。

床暖を入れていないが、床暖が入っていると勘違いするお客さんが多いのだとか。

こうした家は一見すると高く感じるが、お金も健康など長期的な目で見るとお得になる。また、ZEHの要件の中でも断熱は、家を建ててしまうと対応が難しいので最初から取り組んでおくといいとアドバイスを受け納得。

何も使わなくても太陽の力だけで暖かいというのは停電時にもいいだろうし、機械を使っていない分原理的に故障が少ないのは利点になる。

なにより断熱の暖かさには感動。


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断熱材の模型。外側にロックウール、中にはセルロースナノファイバー(新聞を処理して作ったもの)
                                    (ねぎし)


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