事業内容

低炭素型食の好循環づくり(きょうと風土コンソーシアム) ※H25年度事業終了過去の事業

きょうと風土(フード)コンソーシアムが行う「低炭素型食の好循環づくり」プロジェクトは、「食の地産地消」をテーマに、地球も地域も人も元気にするプロジェクトです。

低炭素型食の高循環型づくりプロジェクトの目指す姿 以下を循環(→使用済みの天ぷら油をバイオディーゼル燃料へ→農機具等でバイオディーゼル燃料を活用→学校給食配送車等もバイオディーゼルで運行→京都の食材を京都の社員食堂や学校の給食で→)

「低炭素型食の好循環づくり」実現にむけて、京都府内各地で次のような具体的な活動が行われています。

農機具でバイオディーゼル燃料を活用

生産も低炭素を目指す。軽油を使わなくても、てんぷら油を精製すれば、ディーゼルエンジンの燃料として使えるのだから。

学校給食配送車もバイオディーゼルで運行

輸送も低炭素を目指す。軽油の代わりにバイオディーゼル燃料を使うと、CO2排出量を減らせるのだから。

京都の食材を京都の社員食堂や学校給食で

京都の食べ物を、京都で食べる。遠くからエネルギーを使ってわざわざ運んでこなくても、京都にはステキな食べ物があるのだから。

社員食堂で地産地消=温暖化防止キャンペーン実施中(H25年11月-12月)

資料

地元の食材を地元で食べる、これがなぜ地球温暖化防止につながるのでしょうか?

日本は今、多くの食材(飼料含む)を輸入に頼っており、輸送のために多くのエネルギーを使っています。日本は他の欧米諸国と比べても、輸入にかかるフード・マイレージが飛び抜けて大きいという試算も出ています(注1)。また、国内の食料輸送においても、以前よりフード・マイレージが大きくなっています。地元食材を使うと、フード・マイレージを少なくすることができ、フード・マイレージCO2排出量(注2)を減らすことができるのです。

注1) 中田哲也著『フード・マイレージ あなたの食が地球を救う』 (2007、日本評論社)
フード・マイレージ=食材の重量×輸送距離

注2) フード・マイレージCO2排出量=フード・マイレージ×輸送手段別のCO2排出係数

きょうと風土(フード)コンソーシアム構成メンバー

特定非営利活動法人エコネット丹後/京都グリーン購入ネットワーク/京都府学校給食会/特定非営利活動法人コンシューマーズ京都/全国農業協同組合連合会京都府本部/タケチャンファーム/ 特定非営利活動法人丹後の自然を守る会/南丹市エコタウン推進協議会/株式会社レボインターナショナル/亀岡市/木津川市/京丹後市/南丹市/宮津市/与謝野町/京都府 /特定非営利活動法人京都地球温暖化防止府民会議(京都府地球温暖化防止活動推進センター)

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てんぷら油でクルマが走る画像