事業内容

08 長岡中央商店街振興組合

No08. 長岡中央商店街(アゼリア通り)エコチャレンジ~自作LEDランプでCO2削減~

長岡中央商店街振興組合

岡中央商店街振興組合

子どもたちの手作りLED街灯がアゼリア通りを照らす!従来の水銀灯に比べ使用電力量は10分の1に。

団体紹介

長岡中央商店街は、阪急長岡天神の駅前、東西800mに及ぶ商店街です。「アゼリア通り」と呼ばれて市民に親しまれています。

長岡中央商店街振興組合は、商店街の発展をめざし、組合員のために必要な共同事業や、地区内の環境整備改善を図るための事業を行っています。また、「花いっぱい運動」「七夕まつり」「歳末謝恩祭」などのイベントを行って、地域を活性化しています。

応募取組「長岡中央商店街(アゼリア通り)エコチャレンジ~自作LEDランプでCO2削減~」とは?

同商店街では、地域住民が安心して歩けるように、夜になると街灯をともしています。しかし、街灯(1基180Wの水銀灯)の電気代と電球交換などの経費が、大きな負担になってきました。

そこで注目したのが、省エネで寿命の長いLED。2007年6月頃から導入検討を始めましたが、適当な市販品がなく、専門家の協力を得ながら、商店街会員自ら試作を繰り返しました。何度も改良を加えて、1基20WのLEDランプ実用化に成功。6ヶ月間の耐久テストの後、2008年12月から小学生や地域住民によるランプ製作会が複数回行われました。

2009年じゅうに商店街の街灯すべて(84基)がLEDに替わり、年間約22トンのCO2を削減し、電気代と維持管理費も年間約60万円節約できるようになる計算です。設置完了後は、長岡京市内外の商店街に効果を伝え、CO2削減のノウハウを広げていきたいと考えています。

アゼリア通りは800mに及ぶ長い商店街。街灯(水銀灯)の電気代・維持管理費は、年間90万円にのぼっていました。
街灯工事のプロ・岩崎照明(亀岡市)の協力で、市販部品の組み合わせで作れるLEDランプが完成!
2008年12月20日、長岡第五小学校で、児童と保護者がエコとLEDについての授業を受け、ランプを組み立てました。