事業内容

10 京都府庁生活協同組合

No10. 府内産食材を活用した府庁生協の「地産地消フェア」

京都府庁生活協同組合

京野菜のおばんざい、丹波栗の栗ごはんetc・・・府庁生協食堂で、府職員に地産地消メニューを提供!

団体紹介

府庁生協は、府職員である組合員が出資・利用・運営する組織で、購買店舗や食堂などの運営を通じ、府職員の福利厚生に貢献しています。

同生協は、キーワードを「平和、環境、健康、福祉」とし、「くらしの重要な場面で役立つ生協」を基本にした活動をすすめてきました。

庁内配達弁当の容器の回収・リユースびんのお茶販売・間伐材のお箸の導入など、環境に配慮した取組を行っています。

応募取組「府内産食材を活用した府庁生協の『地産地消フェア』」とは?

京都府庁生協では、食の安心・安全への注意が高まるなか、国内産・府内産の食材を基本に、生産者の顔が見える食材を使っています。

食堂では、南丹市の高齢者活性化ボランティアグループから食材を仕入れ、郷土料理等を取り入れたメニューを考案して、「地産地消フェア」や「だんだんフェア」を実施。こうした取組の中で生まれた「丹波栗ごはん入り松花堂弁当」は、2008年度地産地消給食等メニューコンテストで近畿農政局長を受賞しました。2009年度は、「米粉パン」の普及などを通じて、自給率向上・地場農産物の利用拡大をめざしています。

私たちの身の回りには輸入食材があふれていますが、地元産食材を積極的に取り入れることで、食材の輸送にかかるエネルギー(フードマイレージ)を減らし、CO2の排出を削減することができます。また、食の地産地消は、私たちの健康を守り、地域経済を活性化することにもつながるのです。

京都府庁生協の厨房では、国内産・府内産食材を使って安心・安全メニューを調理中!
府内産食材の仕入れには、農業生産者との連携が欠かせません。「顔の見える関係」を大切にしています。
こちらが「だんだん定食」。京野菜のおばんざいに、若狭のサバとシジミ汁を組み合わせています。