事業内容

06 京都市立雲ヶ畑中学校

No06. 中学校から始まるグリーンニューディール(私たち電気を創り出しています)

京都市立雲ヶ畑中学校

昨年度全国大会グランプリ校、今年もやります!太陽光パネルで発電し、自動散水・照明などに活用。

団体紹介

京都市立雲ヶ畑中学校は、京都市の北部、北山杉に囲まれた山間部にある学校です。2004年度より「エネルギー環境学習」に取り組んできました。風力や太陽光による発電、湧き水による水力発電、薪ストーブの暖房など、地域の資源を生かす学習をしています。

2008年度には、「ストップ温暖化『一村一品』大作戦」全国大会に、京都府代表として出場しました。地域ぐるみで薪割りをし、教室で薪ストーブを使い、CO2排出を8割削減した取組を発表。最優秀賞を獲得し、全国から注目を浴びている中学校です。

応募取組「中学校から始まるグリーンニューディール(私たち電気を創り出しています)」とは?

今年の雲ヶ畑中は、中学生でも簡単・安全・安価に電気を創り、蓄電し、制御できるシステムを完成させました。

屋上や通路にソーラーパネルを設置し、発電した電気を、手作りの蓄電・制御システムにより、変換ロスのない12V直流電気として利用します。雲ヶ畑中では、屋上緑化への自動散水・教室での扇風機・自動夜間照明などに活用しています。このシステムは、全国どこでも簡単・安全・安価にCO2を削減できる方法です。

昨年度グランプリを獲得し、学校のエコ活動に全国から応援をもらって、地域が元気になりました。応援してくださった皆さんに感謝を込め、発表したいと思います。

校舎には、ストップ温暖化全国大会最優秀賞の垂れ幕が。後ろに見えるのは薪ストーブの煙です。
ソーラー発電の電気を蓄電・制御する装置。中学生でも簡単・安全にシステム変更ができ、材料も安価です。
ソーラー発電の電気で、教室用扇風機を回している様子。これで夏のエアコン使用を削減できました。