事業内容

断熱して冬の室温を暖かく保つメリット

断熱をしっかりして、冬の室温を暖かく保つことは、「健康」「快適」「省エネ」の面でたくさんのメリットがあります。

断熱性能が高いほど、効果が期待できます(断熱性能や個人差により、効果は異なります)。

知っておきたい!断熱のメリット

【健康】ヒートショックの危険がぐっと減る

ヒートショックとは、暖かい部屋から寒い部屋への移動などによる急激な環境温度の変化によって、血圧が上下に大きく変動することをきっかけとして起こる、健康被害の総称です。

家の断熱をしっかりして住宅内の温度差を小さくすることによって、ヒートショックの危険性を減らすことができます。

参考:政府広報オンライン「交通事故死の約2倍?!冬の入浴中の事故に要注意!」
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202111/1.html

【健康】高血圧や心疾患、気管支喘息、アレルギー等が改善

引っ越しをしたら、病気(疾患)が改善した―――。
断熱性能の低い家から、断熱性能の高い家に引っ越しをした人を調査したところ、
いくつかの疾患について改善した人がいることが分かりました。

「断熱性能の向上による有病率の改善」
出典)健康維持がもたらす間接的便益(NEB)を考慮した住宅断熱の投資評価
日本建築学会環境系論文集第76巻第666号735-740 2011年8月

【健康】肩こりや手足の冷えや腰痛が軽減

室温が上昇すると風邪や腰痛等の症状の頻度が少なくなる傾向があります。

スマートウェルネス住宅全国調査より
https://www.jsbc.or.jp/document/files/230214_event_doc.pdf

【健康】室温が暖かいと、健康診断の結果が良い人が多い

暖かい室温の家で生活している人の方が、健康診断の結果が良い人が多いです。

スマートウェルネス住宅全国調査より
https://www.jsbc.or.jp/document/files/230214_event_doc.pdf

【健康】断熱リフォーム後に、弱っていたペットが元気になった!

老齢で弱っていた犬が、断熱リフォームをした後、前よりも活動的になったという事例があります。
(ご家族も「もう高齢だし仕方がないなあ」と諦めていたところ、驚かれたそうです)

参考:ペットが元気になった家ってどんな家?(断熱と光熱費)
https://www.kcfca.or.jp/project/dannetsu-taisaku/campaign2024/03-kounetuhi/

【快適】結露がましに!

結露の原因は「家の中の冷たい場所」です。
断熱性能が十分でない窓などは、外気の影響で温度が低くなり、結露が発生します。

窓や壁などの断熱性能を高くすることで、温度が低くなりにくくなり、結露がましになります。

【快適】足元まで暖かく快適!

暖かい空気は上に、冷たい空気は下にたまります。

窓の断熱性能が十分でないと、室内の窓付近の空気が冷えて足もとにたまり(コールドドラフト)、暖房された暖かい空気が天井付近にたまってしまい、室内の上下の温度差が大きくなります。足元が寒く頭のあたりは暑く不快に。

窓や壁などの断熱性能が高いと、室内の上下の温度差も小さく快適です。

【快適】断熱だけでなく、防音効果もあって静か

「断熱リフォームをしたら、外の騒音がましになって快適になった」という声をよく聞きます。

これは、断熱性能を高める工事で「気密性も高くなる」から。外気温の影響を受けにくくなるだけでなく、外からの音も入りにくくなります。

特に、内窓設置(二重の窓にする)リフォームをした場合は、防音効果が高くなります。

参考:「健康と快適は窓から!」実践者の声
断熱リフォームを実践された方にインタビューをしました!をご覧ください。
https://www.kcfca.or.jp/project/dannetsu-taisaku/renovate/

【省エネ】特に冬の光熱費削減に効果あり!

住宅省エネ2023キャンペーン「住宅の省エネ・脱炭素について」
図4:年間の光熱費比較
https://jutaku-shoene2023.mlit.go.jp/shouene/

機会をみつけて、断熱性能を高くしよう!

新築・引越しの機会がある方は…
・住宅の断熱性能を確認しよう!
・住宅の「省エネ性能ラベル」も参考に

リフォームの機会がある方は…
・窓リフォームは効果的!とくに内窓設置は手軽です。
・水回りや屋根のリフォーム時に、断熱リフォームもついでにプラス

リフォームなどができない場合は…
冬は断熱カーテンにする・カーペットの下に断熱マットを敷くなどで体感温度を改善!