事業内容

その他の活動

町内会・生協・交通系の取組です。


久世共同運行バス

久世共同運行バス協議会

京都市南区の久世工業団地は駅から離れているため、通勤はマイカーに依存していました。久世共同運行バスは、24事業所が協力し合って2006年12月に1ヶ月間の試験運行を実施。利用者からの賛同により暫定運行を続け、2007年5月に本格運行を開始しました。

車の使用時間を1日20分減らすと、1年間でCO2排出量を約440kg削減できます。マイカーからバス利用への転換が進むことにより、交通渋滞が緩和され、温暖化防止にもつながります。(2007年取材)

京都大学におけるレジ袋削減のとりくみ(無料のままで減らそう!)

京都大学生活協同組合

京都大学生活協同組合では、購買部においてこれまで年間100万枚使用されていたレジ袋を削減するため、ポスター等で呼びかけを行ってきました。そして、2007年11月より購買全7店舗でレジでの袋詰めを廃止し、必要と申し出があった利用者にのみ無料で配布することにしました。

その結果、当初60%以上だったレジ袋使用率が2008年6月には5%に減少。「利用者一人ひとりに袋の必要性を考えてもらうことが、環境意識の向上につながる」という考えから、無料のままで有料化と同程度の成果を挙げることができました。(2008年取材)

「家族みんなで1日エコライフ」の推進

京都生活協同組合

京都生活協同組合では、2005年から、組合員・職員・関連会社職員に「家族みんなで1日エコライフ」チェックシートを配布し、提出を呼びかけています。家庭でできる省エネ行動とCO2削減量を項目化し、実践できたらチェックするというもので、年間3万人を目標に、参加呼びかけを進めています。

「1日エコライフ」は、大人も子どもも気軽に参加できる取組であり、家庭からのCO2排出削減のきっかけづくりになっています。(2008年取材)

免許更新時講習を活用して京都府民とともに「かしこいクルマの使い方を考える」取組

京都都市圏CO2排出削減広報検討会議

自動車からのCO2排出量削減に向けて、京都府内約150万人の免許保有者が少なくとも5年に1回は必ず受講する「免許更新時講習」の機会を活用して、モビリティマネジメントの取組を進めています。

講習資料に「かしこいクルマの使い方」「エコドライブ」の情報を追加しました。2007年12月に免許試験所にて受講者対象のアンケートを行ったところ、8割が「参考になった」と回答し、「環境問題を考える機会になった」「車の利用を考えようと思う」等の意見が得られました。(2008年取材)

家庭からでる生ゴミの減量化、緑のカーテンの育成

福知山市東野町自治会

福知山市東野町自治会(全190世帯)は、2009年度、「家庭の生ごみ堆肥化」と「緑のカーテン」に取り組んできました。

町内のごみステーションにコンポスト容器を設置。堆肥用の土を公民館に置いて自由に持ち帰れるようにし、堆肥づくりの方法を住民に案内したところ、家庭からの生ごみ排出が減りました。緑のカーテンづくりは、希望者に種を配布したところ、全世帯の3分の1が取り組みました。参加者からは「エアコンを使わずに済みました」という感想が寄せられています。(2009年取材)

府内産食材を活用した府庁生協の「地産地消フェア」

京都府庁生活協同組合

府内産食材を活用した府庁生協の「地産地消フェア」

地元産食材を積極的に取り入れることで、食材の輸送にかかるエネルギー(フードマイレージ)を減らし、CO2排出を削減することができます。京都府庁生活協同組合では、食の安心・安全への関心と期待が高まるなか、食堂では生産者の顔が見える食材を使おうと、南丹市の高齢者活性化ボランティアグループから食材を仕入れるようになりました。

また、郷土料理等を取り入れたメニューを考案して「地産地消フェア」等を実施。こうした取組の中で生まれた「丹波栗ごはん入り松花堂弁当」は、2008年度地産地消給食等メニューコンテストで近畿農政局長賞を受賞しました。(2009年取材)

  • 上記の情報は京都府地球温暖化防止活動推進センターが2007-2009年度に取材したものです。
  • 各活動の詳細については、京都府地球温暖化防止活動推進センターにお問い合わせください。
  • 上記は、環境省「都道府県センター普及啓発・広報事業」により作成しました。